債務整理すると年金がもらえなくなる?

債務整理をすると、場合によっては財産を差し押さえられてしまう場合があります。それでは、65歳になったらもらえる年金は財産ということになるのでしょうか?年金を受け取れない可能性がある場合、受け取れるようにする方法はあるのでしょうか?今回は、債務整理をした際、年金をもらえるどうかについてお話しします。
★債務整理をしても年金をもらえますが、注意点があります
債務整理をしていても、年金は問題なく貰えます。税金や年金、国民健康保険、共済年金などについては別途で法律があり、国に納めるお金の権利や義務を個人で決めたり、変えることができないことになっているためです。裁判所からの認定が必要な個人再生や自己破産をしても差し押さえられることはありません。実は、年金受給者の生活が破綻して、社会問題の原因になってしまわぬよう、年金の差し押さえは禁止されているという事情があるためです。

その代わり、税金や年金、国民健康保険、共済年金は、任意整理のみならず、個人再生や自己破産でも支払いが減額・免除されることはありません。ただし、支払いが厳しいようでしたら、お住まいの地域の役所に相談すれば、支払い日時をずらしてもらえたり、より無理のない支払い方法に対応してくれます。

あなたが年金を受け取れない場合があるとしたら、年金が銀行口座に振り込まれたあとに差し押さえてしまうケースです。年金が現金で銀行口座に振り込まれたら、元々銀行口座に入っている預金と同じ扱いとなり、差し押さえが可能な状態となってしまいます。年金が事実上差し押さえられてしまうと、生活が苦しくなってしまう方は多いのではないでしょうか。
そのような方法で事実上、年金を差し押さえられないための方法として、債務整理をする前にメインで使っている銀行口座の中身や各種振込先などを、他の口座に移動させてしまうという方法があります。

また、上記でお話しした公的年金ではなく個人年金の場合は、個人資産として扱われるので注意が必要です。個人年金は特に法律で取り決めがあるわけではないため、例えば、あなたが自己破産をした場合は、裁判所から個人年金の解約を命じられてしまう可能性があります。

年金を差し押さえられないために、債務整理をする前には銀行口座の移行をすることが重要になります。年金が受給できるのは65歳からです。もしもこの年齢で年金を差し押さえられてしまったら、生活が破綻しかねない方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。借金問題でお悩みの方は1日でも早く、銀行口座の移行などの方法も含め、債務整理について専門家である弁護士事務所へ相談へ行くことをおすすめします。

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